~ 札幌市西区西野4条1丁目のピアノ・エレクトーン教室のブログです ~

手島 慶子さんのマリンバ講座

2021年度のjet

別ブログの記事 1.1 jetエルム楽器支部
に書きましたが、今期は、何もない状態が続いてます。
6月、7月に定例会があっただけで、
やっと、10月18日(月)にマリンバ講座が開催されました。

会場のエルムホールへ入って、驚きました。
マリンバ以外に、
パーカッションがたくさんセッティングされています。
マリンバの前に、ボンゴ、その左隣にコンガ。
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コンガの左にバスドラ、これは、スルドの代用だそう。
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そして、テーブルの上に、パーカッションがたくさん。
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マリンバという楽器

講師は、エルム楽器でマリンバを教えている、
手島 慶子さん

4オクターブ + ド〜ファ が一般的だったのを、
安倍 圭子さん が独奏のための曲を作曲されて、
5オクターブ半が誕生したという話し。

それまでは、バスマリンバ、ベースマリンバ
を、別に購入していたそう。

見た目でアーチ型にしているが、
実際は、高音の方 写真だと ←ーー は、短くなっているそうです。
国内メーカーでは、ヤマハと、KOROGI(こおろぎ)さんの。
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木琴と鉄琴

木琴に、マリンバとシロホンがあって、
倍音の調律の仕方で、
固い音を出すのが、シロホン。
柔らかい音を出すのが、マリンバ。

鉄琴の調律、削ると熱が出て、
グロッケンシュピールと、ビブラフォン。
ふたを開けたり閉じたりでビブラートがかかって、
きれいな余韻が残る。
ペダルでのばすことも出来る。
レミファソラと叩いて、ミ、ソをマレットで消す。

いろんな楽器がたくさん作られていて、
木琴、鉄琴の中で、よく売れたもの、4つが残った。

■ 参考サイト
マリンバのしくみ マリンバってどんな楽器?
https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/marimba/mechanism/ 
マリンバについてもっと知ってみよう
(これであなたもマリンバ博士!)
http://narakyo.halfmoon.jp/etude2.html 


ホンジュラス産のローズウッドが最高級で、
このマリンバは、最高級のひとつ下のモデル。
北海道の気候が合う楽器で、
春夏秋冬がハッキリしていたので、すごく育って、
最高級になったなんて、面白いですね。

 

 

マリンバの起源

グアテマラで国民楽器。
国民楽器というのは、日本の琴とか三味線みたいなもの。
起源は、はっきりとはわかっていない。
穴に板を渡して叩いた。
木の板に、ひょうたんをくっつけて、
両サイドを人が持って、

 

マレット

2本とか3本持って演奏します。
最近は4本持つ人も、

中にゴムとか、そこに毛糸を巻いて作っている。
シロホンだと、ゴムで叩く。

毛糸の柔らかさ、巻き数で音が変わる。
だいたいは、自分で巻いて使う。
誰々(が巻いてます)モデルで、これは、
ナンシー・ゼルツマン の。

マレットでかなり音色が変わってくるので、たくさん持っている。
ソフト、ハード、ミディアムハード、
プレイウッド というメーカー、
人の手で作るものなので、職人さんが体くずすと、納期が遅れる。

 

 

いろんな打楽器の体験コーナー

手島 慶子さんは、高校から打楽器を始めて、
大谷の短大で、打楽器全般を学んだそうで、
ここから、打楽器全般を、順に体験してもらう時間になりました。

膜鳴楽器 タイコ
体鳴楽器 そのものが鳴る楽器

膜鳴楽器から、
ボンゴ  ウン タン ウン タタ、
コンガ  
スルド(バスドラで代用)  指の5点で押さえて、
     ウンタンウンタンタンウンタンウン。
と、ひとつの楽器をひとりが体験。

体鳴楽器は、
アゴゴ 3連でタータタータタータタン 
    タータの裏にアクセント、
カウベル  クラーベ( ツースリー )だったかな、
トライアングル(なんと、2万円するという)、
カバサ 右手の2、3、4の指で持って、左手で動かす
   タンタカタンタカ ツーツカツーツカ、
タンバリンは体験したい人いなくて、
ウッドブロック ターンタ ターンタ タタンタ タン
   ひとつ打ち、ふたつ打ち、ふたつめにアクセント
   ターンタの裏にアクセント、
シェイカー 粒粒を集結させないといけない、
マラカス  ツーツカツーツカ

さいごに、全員で合奏。
楽しかったです。